今回ご紹介するアーティスト、
おそらく分かる人にしか分からないでしょう。
テレビで例えると決してゴールデン番組ではありません。
でも分かる人はとことんはまる、そんな深夜番組のようなアーティスト。

ご紹介CDはこちら。

田辺マモルのヤング・アメリカン
田辺マモル
ソニーレコード (1998-01-21)
売り上げランキング: 202362
田辺マモルのヤング・アメリカン
(上記Amazonページより全曲試聴ができます)

みなさん、“水曜どうでしょう”って番組ご存知でしょうか?
今や、NHK大河ドラマにも出演するなど有名になった感のある
大泉洋と鈴井貴之およびディレクターで無謀な旅をするという
北海道ローカルの深夜番組。

知らない人のために。こんな感じ↓


で、今回ご紹介している田辺マモルなんですが、
なんか“水曜どうでしょう”と同じ匂いがするんですよね。
“ダメダメ感、グダグダ感いっぱいなんだけど、なんか憎めない”
といったところが・・・。

そんな彼の曲からまずは“フライ・ハイ”のPVから貼り付け!!



“笑って死にたくないかい? 笑って死にたくないかい?
1.2.3.4.5.で飛び出せベイビー 1.2.3.4.5.フライ・ハイ”

といったかっこいい歌詞。
でもなんか普段“飛び出せ”なんてかっこいいこと言いそうにない
キャラクターの彼が歌うとなんともいえない味わいが出るんですよね。
“口下手な人の内なる熱い思い”とでもいうんでしょうか?

次にご紹介する曲は、“仕事をサボってハワイへやってきた田辺マモルが
渡辺満里奈によく似た現地ガイドさんとちょっとした恋に落ちる”というのを
物語形式で歌い上げた「ハワイの詩」。

なんとこの曲の演奏時間は11分14秒。
(下に貼り付けたYOU TUBEは10分。後半すこし切れてます)

長い長い歌なんですけど、

「あたりを見回して思ったことは子供の頃親に連れられていった
常磐ハワイアンセンターってこんな感じだったな 結構良くできてたんだな」

「ロビーに集う新婚さんの集団はみんな真新しいスニーカーを履いていた 
暑いのか寒いのか短パンにストッキングでスニーカーを履いていた」

などといった日常の平坦な感情、風景が歌詞にふんだんに盛り込まれており
全く飽きさせません!!少し長いですけど、PVをどうぞ!!



いかがでしたか?おそらく全ての人には受け入れられないけど、
でもはまる人はとことんはまってしまう・・・。
そんなローカル感いっぱいのアーティスト、田辺マモル。
みなさんもぜひ一度お聴きください。

最後に

“はじめてのキスをしたのは放課後の教室
キスは甘いとかレモンの味だとか聞いていたから
味がしなかったのはきっと愛がないからだと マジで悩んだ
そんなファースト・キスでごめんね ユウコ〜♪”

で始まる“プレイボーイのうた”のPVを貼り付け!!



「プレイボーイのうた」
田辺マモル
MCAビクター (1999-01-21)
売り上げランキング: 260811

【関連サイト】
田辺マモル
(ディスコグラフィーの欄より若干試聴できる曲あり!!)

田辺マモルのマモローグ
(公式ブログ。ここでも田辺マモル的視点満載!!)